2008/06/17

注目映画:ケンローチ監督最新作『この自由な世界で』

映画を観たいと思うときの動機、「ストーリーが面白そう」、「出ている俳優が好き」、「前評判がいいから」
人それぞれありますよね。
私の場合は「あの監督の監督作だから…」という動機で観に行くこともやはり多いかも。

その最たる例といえば、大好きなケン・ローチ監督。
(唯一、映画通.comの中でも監督名でカテゴリを作っていたりして。)

偶然なのか、必然?なのか、ケンローチ監督の最新作を紹介しようと思った今日は、なんとケン・ローチ監督の誕生日でした!
信じられないですが、もう今日で72歳!!!

ケン・ローチ監督はほとんどの作品がイギリスの労働者階級や移民たち、彼らの日常を描いたもの。

大作映画のような華やかさなどは微塵もなく、常に非常に近い目線で人を見つめ、人の心の機微や、どうにもならない現実のもどかしさ、絶望と希望を監督ならではの描き方で、映画にしている気がします。
「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のコラムでも書いたことですが、「人」に対する愛情がこれほど感じられる監督は稀有だと思うのです。

そんなケン・ローチ監督の最新作『この自由な世界で』が8月、シネアミューズ他で公開予定です!!
嬉しい!!

ケン・ローチ監督と言えば・・・のポール・ラバティ氏が今回も脚本を担当、この『この自由な世界で』は2007年のベネチア国際映画祭で最優秀脚本賞も獲得しました。

舞台はロンドン。主人公のアンジーはシングル・マザー。ある日、働いていた職業紹介所をクビ になった彼女は、ルームメイト一緒に自分達の職業紹介所を立ち上げる。
ある日、不法 移民を働かせる方が儲かることを知り・・・・といったストーリーとのこと。

非常に楽しみ。ぜひ試写で一足早くみたいなあ。。。。

ぜひ、皆様過去のケンローチ監督作、DVDなどでご覧下さい!オススメです。

『この自由な世界で』公式サイト

(C) Sixteen Films Ltd, BIM Distribuzione, EMC GmbH and Tornasol

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