
なんて素晴らしい映画でしょう!!
こんな映画が完成したこと自体、奇跡と言えるんじゃないでしょうか。
「地球」というとてつもない奇跡の塊を、こんなにもまざまざと見せてもらえたことに、もうただただ感謝するばかり、制作にたずさわった方々に敬意の念でいっぱいになりました。
生きているうちに絶対に目にすることもできない自然や生き物達の現実、その光景の連続なのですから。
大ヒットした海洋ドキュメンタリーの「ディープ・ブルー」と超人気TV番組「プラネットアース」のスタッフが結集。制作年数5年、撮影日数も4500日、撮影地も世界の200箇所以上・・・。
映画を観ていても、気が遠くなるほどのその撮影や制作の壮絶さ、その過程にはスタッフの様々な困難があっただろうと思いを馳せずにはいられません。
そこには地球の紛れもない真実があって、ただただ圧倒され、感動と驚きの連続です!
ホッキョクグマの愛らしい親子の目覚めに始まり、300万頭もののトナカイの群れやトナカイの子供を狙い追いかける狼、ゾウの群れの長く過酷な行進、ライオンとの危機迫る戦い、信じられない光景、ザトウクジラの親子の貴重な映像・・・。
野生の動物の習性に驚き、食うか食われるかの動物達の過酷な現実を目の当たりにしては驚き・・・。
それからホッキョクグマの子供も、オシドリの雛達の初飛行の姿も、かわいくてたまりませんでした!
また、ザトウクジラ親子を撮影したカメラマンのコメントによると、ザトウクジラの母親になんと2mという近さまで近づき撮影できたとのこと。そして、そばへ寄ってもリラックスをしていて、これは信頼関係を築けた証だと。
この撮影も自分の身の危険にさらされながらの撮影だったのですから。
「アース」は「地球」の今をこれほどまでも伝えてくれ、私達がこらから地球を守るためにすべきことを問いかけます。
これはもう、「観てほしい」というより「観るべき!」と声を大にして言いたい壮大な壮大な映画です!
(C) BBC WORLDWIDE 2007
公式HP
評価:★★★★★
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