2008/01/11

「アメリ」

 ジャン=ピエール・ジュネ監督作。アメリ、本当にヒットしましたね。独特の色彩とかファッション性での注目もおおいにプラスされ、その辺りで逆に抵抗感を感じ、「苦手なタイプだろうと期待しないで見た」けど「意外と良かった」という人(特に男性など)が結構多かったのでは?

 私にはあのおちゃめないたずらが醸し出すシュールな笑いがなんとも良く、爽快でした!

 映画館の近くには「あなたもアメリになれる!」というプリクラマシーンがあったらしく、あの「アメリボブ」の顔の部分に自分の顔がはまる・・と。
しかしこれは、一歩間違うと片桐はいりにもなりかねない・・ので危険です。

 主人公のアメリ役はオドレイ・トトゥに決まる前、エミリー・ワトソンに・・(『奇跡の海』などに主演。クレイジー気味な役柄が多い。)という話 が進んでいたとか。。

 あくまで想像上での比較ですが、オドレイ・トトゥで圧倒的に正解!!というのが見終わった後の率直な感想。
 あのなんともいえないキュー トさは、エミリー・ワトソンのイメージではちょっと想像ができないのです。まさにオドレイがはまり役!

 「心にひっかかる映画」という類ではないけれど、ほっと一息つかせてくれる映画、小さい子供と戯れた時のような現実をつかの間忘れさせてくれるような映画じゃないかと思ってます。

 まだ見ていない方がいたらぜひ。
 特に疲れた時、気が沈んで気分をちょっと明るくしたい時、効くのでは?


評価:★★★☆☆

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