
「肩肘はらないで、見に来てよっ」的な遊び心が感じられるクスクスっと笑うお話達の数々。
フレンドリーを装いながら、内心とっても気まずかったり、ドキドキしていたり、お互い探り合ってたり。ジャームッシュ監督の「ナイト・オン・ザ・プラネット」でも堪能した「会話」のみの映画。
コーヒーをすすり、タバコを吸い、「究極のリラックスムービー」というコピーも頷ける、まさに一服ムービーとでもいいますか。
それぞれの話の2人もしくは3人の距離感と会話との関係性を考えながら観たりするのが、リアルの世界で人間観察してるようで、面白い感覚でした。
なにげなない雰囲気や時間を作り上げるのがやはり上手いなあ・・・とジャームッシュ監督には感心します。
登場するキャストは本当に豪華なんですが、トム・ウェイツとイギー・ポップが語るお話や、ケイトブランシェットがいとこ同士の役で一人二役を演じるお話・・などなど、嬉しい「遊び心」が詰まってました!
主題歌「LuiLui」が映画を見た翌日、翌々日・・・としばらく頭の中をリピートしまくり、、でしたよ。

評価:★★★☆☆
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