
主な登場人物は女性4人。2人の女性の現在の話と、過去の物語で構成されています。
現在の話はキャシー・ベイツ扮する中年女性が見舞いに訪れた病院でひょんなことでジェシカ・タンディ演ずる老女から知人の昔話を聞く事から始まります。
その中年女性が聞く過去の話は男勝りで勝気なイージーと穏やかで清楚なルースと言う2人の若い女性の数年のお話でもあり、絆とも言うべき、友情のお話。
この二人を演ずる女優もとってもはまり役なのです。。
この現在と過去の話がとてもちょうどいいバランスで織り込まれてます!
そして中年女性のエブリンが、病院に行くたびに老女の話を聞くにつれて、イージーやルース、二人のイキイキした生き方から、エネルギーをもらっていきます。 観ている側も思わず元気とエネルギーがわいてきます。
そして徐々に、弱気で後ろ向きだった以前のエブリンではなくなっていく様がとても痛快!
正反対な性格のイージーとルースの関係にも、2人の間に絆ができていく様子にも、イージーの義理人情たっぷりなところにも、愛おしさと安心感を感じてしまいます。
素直にストーリーで楽しませ、ドッキリさせ、ハラハラさせ、感動させ、郷愁感を感じさせ、人生って面白いって思わせる、ステキなステキな映画。
かけがえのない存在になっていく様や、絆を築いていく様が描かれている映画は私にとって、どうもり愛おしくなる映画のようです。
評価:★★★★☆
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